「とにかくアンソロ並べて…いつも以上に大荷物だな」
「あ、それね。目立つようにって鎧の僕とリアルフィギュアの劇場版の
僕と兄さん、ピンキーの兄弟を並べたかったんだって。
台もP0P台と二つだから、そりゃあ荷物になるよね」
「敷き布もこだわったんだって?」
「うん。イベントのカラーがピンクだから、ストライプ柄のピンクの
布地を探し回ったんだけど思ったような柄がなくて、通販で
可愛いのがあったからって買ったんだって」
「それで、ピンクとストライプとレースか。いつもなら絶対に選ばないよな」
「可愛すぎるかな?主催さんの好きな色はブルーだもんね」
「いいや。似合わないだけだ」キッパリ
「ん?そういやオレのリアルフィギュアは持ってないだろ?」
「貸してもらうんだって。鎧の僕も。Rさん、ありがとうございました!」
「このアンソロって色んな人に描いてもらってんだろ?
よく集まったな、こんな豪華なメンバー」
「本当だよね。きっと主催さんが一番ビックリしてると思う」
「無名サークルのくせにな。
持つべきものはエドアルを愛する同士ってことか」
「中身も素敵なお話がいっぱいです!皆さんも読んでね!」
「宣伝かよ。オレはどっちかってーと大人向けが見たかったんだけど」
「ちょっ…駄目だよ兄さん!僕たちまだ未成年なんだから!」
「そうは言ってもな、実際お前に手を出せないんだから、せめて妄想
くらい解消しないと…オレだってそういう年頃なんだからさ」
「? 彼女欲しいの?」
「ちっがーう!むしろオレが欲しいのはアルだ!!」
「…弟(ボク)ならもう居るじゃない」
「………この天然純粋小悪魔め…(泣)」
「え〜と、兄さんはともかく、大人向けは事情により発行延期となりました。
楽しみにしててくださった皆様、本当にすみません」
「…とりあえず、次のイベントには出てるんだな?」
「うん。もしくは通販の方が早く手に入ると思うよ。
発送予定は3月末からの予定らしいから」
「…そうか。」
(よし、アルに内緒でこっそり通販しよう。可愛いアルのあ〜んな姿や
こ〜んな姿が読めるってのに、チャンスを逃すなんてできねぇ!)ニヤリ
「…兄さん?」
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やたらと拘った敷き布(笑)
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リアルフィギュアアルたん。
抱っこしてるのは某サークルさまで
購入した編みぐるみ鎧アル♪
![](image1.jpg)
素晴らしい執筆者さまの豪華
エドアルアンソロジー。白ver
100ページの厚さ!
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