♪♪♪…


 「ん?聞き覚えのある曲が…」
 「あ!
    主催さんが皆と相談して決めたリクエスト曲だよ!『消せない罪』!」
 「一発目かよ」
 「スゴイね〜ビックリしたよ」
 「確かに。今日だけでプチオンリーいくつやってる?それで一番だもんな」
 「確か、45くらいだっけ?」
 「でも、一番じゃなかったら気付かなかったんじゃないか?」
 「うん、バタバタしてたもんね」
 「主催に余裕が無いだけだろ」



 「兄さん、本が少なくなってきちゃった」
 「おう、今追加出す」
 「いまね、頼まれて来たってメモ見せてくれた人がいたよ。
    他にも楽しみにしてたって言ってもらえた。嬉しいよね」
 「それだけ、オレたちの仲を応援してくれる人が居るってことだからな!
     期待通りとことんまで添い遂げてやろうぜ!」
 「え…と、うん…?」
 「なぜ疑問系か!」




 「ありがとうございます。
    パンフレットに挟んであるカードはスタンプラリー用です。
    参加サークルさんに行くとスタンプを押してもらえますので、
    集まったらこちらの美麗なカードか可愛いクリアファイルを差し上げます
    ので、頑張って集めてくださいね♪」
 「アル?」
 「なあに?兄さん」
 「開場しても来てないサークルとかはどうなるんだ?
     スタンプもらえねぇじゃん」
 「え…と、それは言われたよ。
    その場合は10以上ならクリアってことで記念品贈呈してる」
 「は?」
 「だって、一人で参加してるサークルさんは買い物で居ないこともあるし、
     お休みとか遅刻のサークルさんもあるし…全部は無理でしょ?」
 「それって最初に説明することなんじゃ…」
 「言われるまで気が付かなかったんだもん…」
 「…ほんっと、余裕ねぇな」





 「でも、この記念品いいよね」
 「美麗ポストカード二種と、可愛いクリアファイルな。
    どのアルも可愛いよなあ〜vv」
 「ご協力くださったナギさま、のあ子さま、まつりさま、
    本当にありがとうございました!」ペコリ
 「面倒だからって誰もやらないかとも思ってたけどな」
 「集めてくれる人が居てくれて、良かったよね」
 「カードは二種一組なんだろ?」
 「うん。でも飾ってあるのを見て、どっちにしようか悩んでる人も居たね」
 「確かに、選べって言われると…どれも可愛いし…
     だあ〜っ!選べねぇ!いっそ全部くれ!」
 「それじゃスタンプ集める意味無いでしょ」


これがスタンプリレーの台紙。
マス目が印刷したら消えてしまった
というオチがあります。
兄のセリフは大ウケ(笑)





こちらはサークルさんに配った
スタンプリレー用のスタンプ。
ハート型だったので、押した分だけ
「兄さんのアルへの愛」だったのですよ。





こちらはオマケ。
エドアル記念ガムとスタンプを入れた
ハート小袋。バレンタインの時期に
プチにピッタリだと思い購入。